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襟江亭
大分県速見郡日出町大神5422
大神の深江港には、その名の通り深くて大きな入り江があり、平安時代から天然の良港として栄えてきました。江戸時代には参勤交代の船がここから出港していましたが、当時は帆船であったため航海に適した風や潮を待つ必要がありました。寛文7年(1667)に日出藩三代藩主・木下俊長が風待ちや潮待ちのための宿泊休憩施設を深江港に建て『襟江亭(きんこうてい)』と名づけたといわれます。 当時は敷地のすぐ前が船着場となっており、正面門から船に乗り降りできたそうです。また、殿様が駕籠を横付けして直接入れるように、門の石段の幅は駕籠の長さに合わせて広くなっています。門の石段に海の石が使われているそうです。建物は畳本間で構成され、主屋は本瓦葺入母屋造の屋根が架かり当時の質実剛健さが感じられます。このような御茶屋は全国各地にありましたが、現存するのはここだけといわれています。 ※個人所有物のため、建物内を見学することはできません。
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大神の深江港には、その名の通り深くて大きな入り江があり、平安時代から天然の良港として栄えてきました。江戸時代には参勤交代の船がここから出港していましたが、当時は帆船であったため航海に適した風や潮を待つ必要がありました。寛文7年(1667)に日出藩三代藩主・木下俊長が風待ちや潮待ちのための宿泊休憩施設を深江港に建て『襟江亭(きんこうてい)』と名づけたといわれます。
当時は敷地のすぐ前が船着場となっており、正面門から船に乗り降りできたそうです。また、殿様が駕籠を横付けして直接入れるように、門の石段の幅は駕籠の長さに合わせて広くなっています。門の石段に海の石が使われているそうです。建物は畳本間で構成され、主屋は本瓦葺入母屋造の屋根が架かり当時の質実剛健さが感じられます。このような御茶屋は全国各地にありましたが、現存するのはここだけといわれています。
※個人所有物のため、建物内を見学することはできません。